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2012.07.29 (Sun)

The blazing sun

久しぶりの釣行で十勝に行く。
7月下旬ということもあり、暑いことは予想していたけれども、太陽は頭上でぎらぎら輝いていた。

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朝1番は上流域へ。一人見かけたぐらいで上にはだれも入っていない。
順序良く、上からやってみよう。思ったよりも浅い流れの中、何度かショートバイトに出会うがフッキングにはいたらない。scadit compact Int510grにMastery Speytip Int 13f110gr。それでもかわせるはずのストラクチャーになんどもフライをとられながら、川を下る。

下のほうでルアーの方が流していた。これまたテンポよく釣り下られていて、上から流していても気持ちがいい。途中下のほうに行ってみたくなって、静かに「どうですか?」だなんて背後から声をかけようとしたけれども、岩ごと滑ってしまって振り向かせてしまう。どうにもいつも自分はきまらない。
そんな自分とは対照的に両軸のリールを手に雰囲気のある釣りをされる方。さらに下にいる3人もご一緒の方達とうかがった。その下の方にもお声をかけて・・・・と思ったら、Yunさんだった。

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同じような道具立てで釣りをするのもあるけれども、Yunさんと自分の行く釣り場はかなり近いと思う。それでもなぜか釣り場ではあまり出会わず、コンビニとかで会うことが多かった。今回、短時間ではあったけれどもご一緒させていただいた。
釣り場についてご指南いただいたり、リールについてお教えいただいたり。本当はもっといろいろ聞きたいことがあったのだけれども、楽しい会話にすべてかき消されてしまう。まあ、次回の楽しみということで。そしてYunさんはもちろんのことご同行の方たちみな凄い上手。キャストから何気ない所作まで一つ一つがばっちり決まっていてまるで釣り番組を見ているみたいだと思いながら、わくわくして見学していたら、その中のお一人にいいアメマスが。本当に見ているだけで面白い。皆様にお相手いただいたこと、この場をかりて感謝申し上げます。

その後一度仮眠をとって、昼から中流域へ。ティップをT-10で10f、100grにしてみる。これがちょっときつめの流れの中思いの他具合がいい。そして何より安い。カット販売のを手に入れて、Type6相当のシンクレートのティップを得る。T-14だと10fで140grだし、ティップを100-150grにすると抜き取りがしやすいくアンカー抜けもなかった。

ちょっとした崖をおりて、また昇るの繰り返し。釣れないことよりも移動による体力の消耗がきつい。ショートバイトがヒットにつながらないのは上流と同じ。水量が少ないのもあって、途中からはずっと川通しに歩くことができた。
じりじりと照りつける太陽。
あえてフードをかぶることで日差しを遮ろうとする。体の周りをまわる夏のアブ対策というのもある。体の熱気は逃げることがない分、ふらふらになってしまった。それでも川の流れのどの位置に魚がいるのかを突き止めたくてひたすら下り続ける。ここにはいるはずと流し続ける。
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ようやく30弱のが1匹。
そして同じポイントで同じサイズがすぐにもう1匹。
これだけだった。
こんな炎天下でずいぶんと歩いた。軽い脱水症状か?よさそうに見える流れに何度も裏切られた。それでも今日のような暑い日で魚の定位している場所を突き止められたから満足だった。

フライは盛夏セット。

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次の日は同じ上流域にいってみたら、驚くほど口をとがらせた魚がたくさん釣れた。あきらめは早いくせして足元のランニングラインまわりでジタバタする魚。閉鎖水系であの体色と口先は固有種だろうか。野性味を帯びた魚体についてぜひつきとめてみたいと思うことはない。

その後また中流域へ。
ポイントを変えてひたすら釣り下ることになった。
さすがに家族と次の日を考えて昼にはStop fishing。
もっともっとと釣り下りたくなる欲求。これを確認できただけでもよかった。

そして川辺でいたずらに結んだフライ。
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初めて水中動画にも挑戦してみた。
どうにも尻下がりになる。改良の余地を確認。
ご参考まで。

Yusuke's Dirty Hoh


23:14  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

2012.07.16 (Mon)

Camp! 2012

夏はキャンプだ、と家族の行事にするのにどれだけ手間暇かけただろうか。

自分、アウトドアマンではありません。
虫嫌いです。
最近は蛾や毛虫をみるだけで鳥肌がたちます。
あんだけカブトやミヤマをさわっても、その幼虫やサナギと戯れても大丈夫だったのにねぇ。

鉄鍋という響きに憧れてしまって早10年。
キャンプのキの字も知らないし、炭の火の付け方も知らないくせして調子にのってLODGEの12インチダッチオーブンを通販で買ったのが最初。テントも椅子もテーブルもなーんもないのに。次にかったのは釣り下げる三脚だったかな?典型的な脳内キャンパーとして始まった。影響を受けたのはFlyFisherに連載されていた菊池仁志さんの記事。鶏の丸焼きという言葉にどれだけ憧れたことか。
この鉄鍋を使いこなすがためだけにうちの家のキャンプは存在した。鉄鍋のない家族キャンプなどない。
そして過去何度も失態を演じた。
火力が全然足りずにみかねた隣の方から炭をわけてもらったこともあった。
カセットコンロでさくっと炊飯する嫁の横で、たかがカレーに悪戦苦闘。見かねた嫁に「あんたの鍋がねえ・・・・。」と知床のキャンプ場で愚痴をこぼされた時には情けなくなった。
出来上がった丸鶏で盛り上がる家族の目の前で、1羽丸ごと地面に落としたこともあった。

それでもようやく無理強いではなく、家族行事として成立するぐらいキャンプのリクエストがでるようになった。そんな中、今年の課題を立ててみた。
それは焚火。
もちろん料理は鉄鍋。そして焚火といえば飯盒。家族キャンプで初めての登場となるこいつを使って炊き込みご飯はどうだろうか。家族のリクエストも鶏の丸焼き。デザートはマシュマロ焼きにしてみよう。子供を寝かしつけたら焚火の前でチビリとやってみたい。
週末、そのすべてをやってみた。


初めての焚火なので、ホームセンターで薪を買っていったけれど、ひとしばりはあっという間に燃え尽きた。
火が落ち着くまで30分、飯盒に30分、ダッチオーブンで90分、合計3時間弱もやすには2縛りちかく必要かな?次回は海岸ででも枯れ木をひろってってみよう。飯盒もダッチオーブンも焚火が最高に似合う調理器具ということに気付く。とくにダッチオーブンのすすけ具合は焚火の暴力的な火のおかげで自分が長年求めていた色に落ち着いた。しかも多少の火力の変動には動じない。10年寝かし続けた三脚もフル活用できた。

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まずは30年ぶりの飯盒に成功。どきどきしながらあけてでてきた鶏の炊き込みご飯はいい感じで炊けていた。音がしなくなるまで20分ぐらい火にかけていたけれど、もう少し火にかけてみてもいいかな?食べ残しはおにぎりにしておく。
鍋の中に底あげ用の金属の皿?をいれてみたら、全然焦げ付かなくて、取り出しに成功、おなかの下もおいしく食べれた。取り分けると腹いっぱいにつめたニンニクの香りが食欲をそそる。おなかからでてきたのでニンニクの卵だと、娘達も大喜び。甘く柔らかいニンニクは絶品。大人は丸ごとの玉ねぎの甘さを堪能し、ナイフで切れる丸ごとのニンジンは砂糖を使ったグラッセよりも上品な甘さに仕上がる。ほくほくした皮つきのジャガイモにはバターがいらなかった。料理に飽きた子供たちはマシュマロに夢中となる。もう誰も以前に丸鶏を地面に落としたことを笑ったりしなかった。

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玉ねぎの皮やちょっとした生ごみはすべて焚火にくべてみた。ティッシュもキッチンタオルもいらない段ボールもすべて燃やしてみた。ゴミが減量されてとても楽ちんだった。夜は上の娘と火をいじりながら遊ぶこともできた。ただ、蛾を捕まえて手の中に閉じ込めて遊ぶ下の娘には閉口したけれども。

焚火を楽しむ課題を無事やり遂げることができた週末。
もう1回ぐらい今年中にやってみたいなあ。
18:27  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2012.07.08 (Sun)

Making a fishing friend

「自分、止水苦手なんですよ」
彼の言葉には大いに同意できる。
くるぶしからモモにかけて水の流れをうけたい。
スイングで釣りたい。
フライをひったくるような魚に出会いたい。
そんな想いを胸に、お互いに場所を言わずに待ち合わせることができた土曜日の夜。

初めてにもかかわらず気兼ねなくお話することができたこと。釣り場でもいろいろとご配慮いただきストレスを感じず一緒に釣りができたこと。とっておきの車中泊ポイントを教えていただいたり。お話をお伺いする中でのこだわりが心地よく感じることができ、とても楽しくすごさせていただいた。この場を借りてお礼申し上げます。

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自分とは違ってよく伸びるループをみて嬉しくなりながら跡をたどる。
ときに譲っていただいたりもした。

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水中のストラクチャに2度も連続でひっかかり、そのたびにティペットを結びなおす。1か所で計4個のフライをロストする。でもなんかがそこにはいるんじゃないかと。そして多分潜んでいるだろうスレ鱒には小ぶりでアクセントのあるのがいいんじゃないかと思ってフライを変えて結んだ一投目。

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思わず声を出してしまう。ラインを出すときに恥ずかしさすら感じる大きな音のMarquis salmon No.1は、この時ばかりはサウンドが心地よい。ドボンドボンとジャンプしたときの音がなんとも心臓に悪い。糸を緩めないように慎重にね。やっぱり十勝の魚はサイズがあがっても元気がいい。そして糸の緩みを計算するかのように上流の自分に向かって突っ込んでくる。元気の塊のような体高のある虹鱒だった。

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上から流してみたり、下流へ大きく移動して釣れなかったり、韋駄天の豚重を食べたり。
期待しているとはいえ、本流での釣りは甘くはない。自分が釣れるのも嬉しいけれど、同行者が釣れると自分が釣れたかのように錯覚してしまってはしゃいでしまった。厳しい釣り場でどれだけその魚を求めているのかがよくわかるから。なんかこういうのもいいなと釣りしながらニヤニヤしてしまう。
二人して釣り場に座りこんだときの解放感が一人では味わえないものだった。


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昼寝をはさみつつも夜遅くまで本当によく遊んだ。
バックのない場所で腰までつかることを想定して14067のMKSで通したのは正解だった。スカジットコンパクトのインターは510gr。あれだけAFSが一番と思っていたのに、やっぱり本流はスカジットコンパクトだよねとあっさり鞍替えしてしまう自分。
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夕暮れ時にはリズムをしっかりとつかんで、ちゃんと帳尻をあわせるかのようにSt.Johnのサウンドを聞かせていただいた。さすがと感心してしまう。やっぱりきちんと釣れる釣り方をされる方は、いつかいい魚に出会うもの。

110-kenさん。また一緒に遊んでくださいね。
23:40  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

2012.06.25 (Mon)

Temptation of JINGISUKAN

仕事でよく東北に行く。
秋になると必ず地元の人と芋煮会の話題となる。どうやら川辺であつまって鍋をすることらしい。野外で食するトン汁とかのイメージなのだろうか。最近はあまりやらなくなったよね~とか。デイキャンプといったらかっこはいいものの、スーパーで芋煮会コーナーとかみると、東北に住んでいない身としてはちょっとひいてしまう。この行事は東北一般における文化であり、歴史を感じるものでもある。

われわれはどこに住んでいるのか。それは北海道である。
歴史の浅いこの土地で文化といえる食は何か。それはジンギスカンである。

よく子供のころに外でジンギスカンを食べた。町内会でイベントがあるとき、家族で外遊びをするとき。はては学校でのイベントでも。独特の肉臭に野菜とタレの味。どんな材料を使おうともどんな料理法を駆使しようともすべてたれの味に支配される。田舎に行けばジンギスカンの看板をみないことはない。スーパーには必ず冷凍の味付けジンギスカンが。あの肉に玉ねぎ、もやし、ピーマン・・・・なんでもありだ。どうせすべてあの味になるのだから。
どちらかというと上等な食べ物とは思えない。道外からこられた人にジンギスカンを食させると必ずや満足してもらえる不思議な食べ物。不思議な形のなべとてんこ盛りの野菜とタレに漬かった羊肉。不思議なことに体感で料理できてしまう。

ここのところ北の本流へ出かけることが多く、せっかくだからと車中泊。コンビニ飯もなんだろうし、インスタントラーメンだけというのも味気ない。鍋ひとつででき、かつビールがうまい料理を想像していたらジンギスカンへとたどり着いた。テレビでやっている一カ月一万円生活というのを思い出す。キャンプの楽しみはこれに通じるものがあるのではないだろうか。不便と手間を楽しみながら、無駄な出費を抑えて最大限に料理の味わいを享受する。

【道具】
コールマンガソリンストーブ・スポーツスターⅡ
お手軽アルミ鍋
【材料】
玉ねぎ×1:50円
もやし×1:50円
ブナシメジ:100円
ピーマン×2:50円
肉×1袋:350円
発泡酒500ml×2:300円
真空パックご飯×1:100円



合計1000円のジンギスカン定食、ビール2本つき。
ここで220gの袋肉について。当初コストパフォーマンスを重視して250円のにしてみた。あきらかに屑肉であり、野菜に味がつけばいいやぐらいの感じでしかなかった。肉は野菜の間で見失うほどであった。しかし、これを350円にグレードアップした瞬間、肉が存在感をアピールし始めた。もう250円の肉には戻れなくなってしまった。その分野菜を家の冷蔵庫から拝借してもよろしい。

【作り方】
1.鍋に水を張ってお湯をわかす。
2.真空パックご飯を温める
3.お湯はとっておいてあとで洗うときに使う
4.鍋に油をひく
5.切った野菜と肉を入れてふたをしめる。
6.塩加減をみながら塩を足す

野外でビールの味を最大限に引き出す料理のひとつだと思われる。
だから大人たちはこぞってジンギスカンを食べるのか。

この前の土日の北の本流は厳しかった。
朝9時ぐらいについてあちこちさぐるも、寒さを感じ、風を感じる。どうってことないはずの風にもかかわらず、ちょっとだけラインスピードをあげたいという欲求がキャストのリズムを崩し続ける。そしてバックスペースの足りないところでAFSをキャストするのはかなりストレスということに気付いた。
第一のポイントについたとき、どこか心の片隅に奢りや慢心があったことは反省しなければならない。好調だった先週の続きの気分でドロッパー分も含めティペット交換すらしなかった。フライは初夏セット。ここは初めてのポイントだ。枝に竿をぶつけ苦労しながらキャストをして2・3投目。いきなり流芯でラインがとまった。この流れの中動かずに首を振る動きから、いい魚ということがすぐさま感じられた。
そしてこれから走る、という瞬間にばれた。
ドロッパーのティペットが結び目から切れていた。

悪い予感がした。自分の慢心を戒めるかのようなばれ方。リズムに乗れないキャスト。釣れない魚。悪循環の中、どうにかして先週までのキャストのリズムを思い出そうとするけれどうまくいかない。今回で4週連続となる中で少しずつ覚えたこの川のポイントを探る。途中ポイントの新規開拓をもくろむも、よさそうなところには車が止まっている。前週まででよかったところで何度かショートバイトがあったけれど、不思議と手にできない。こうなってくると変化の激しい重い流れをカバーするのが苦痛になってくる。
ああ、ジンギスカンとビールが恋しい。
もういいやと早々に見切りをつけてキャンプ場へと向かう。すべてをビールで洗い流そう。
うまくリズムにのれないのが悔しかったけれど、それを忘れさせてくれる夕食。

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二日目は昨日ばらした第一ポイントへ。ようやくチビ虹が1匹。その後32・3のがようやく一匹。流芯の中だったのでそこそこ楽しめた。あちこち歩いてチビ虹の溜まり場も見つけた。もっと川の流れをよく読んでうまく流せることができたなら、このポイントではきっとグッドサイズに出会えることでしょう。


キャストをいろいろ調整している中、気持ちよくとばせたAFSは、どうやらバックスペースを多く必要とするんじゃないかという結論。スペイキャスト自体を自己流でやっている中、しっかり竿に荷重を感じれるだけのラインの張りは大きめのDループを必要とするのかも。今後風が強いときもあるだろうから、もっとラインスピードをあげたいところ。ところが無理をしても思うようなループはできない。下手を強引にひいてみてもラインは暴れるだけだった。もう少し改善の余地があるかもしれない。

ちなみに現在試してみたのはAFSのフローティング460grに7fか10fのシンキングリーダー。条件があうときっちりとんでくれることは分かった。アトランティックサーモンのインター520grはシンキングリーダーをつけるとティップが抜けなくなった。どうにか投げたときには、流れの中で根がかりを連発しまくった。これについてはまた違う流れで試してみることとしよう。
本当はスカジットラインを使えばいいのだろう。これは来週の楽しみということで、540grのフローティングか510grのインターを合わせてみる予定。スカジットラインだとティップを何にするのかが迷う。100grぐらいからの重いティップを使えばいいのだろうけれど、沈みすぎないだろうか。うまく抜くことはできるだろうか。

キャストに迷い、ラインのセッティングに迷う。自分のキャストとフィールドでの要求にベストマッチしたシステムをもっと試してみなければ。これについてはほかの方のラインシステムもお伺いしたいところです。

*4週連続での車中泊、家族からクレームも出始めました。今週末はお休みしようかと思います。
13:57  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2012.06.17 (Sun)

Gyan !

指折り数えて待ちわびていたロッドが届いた。

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 金曜日に家についたときに不在通知に気づいたものの、どうしても土曜日に使いたくて、朝6:50に取りにいってからそのまま現地へと向かった。
 スタンダードビルドでも60日かかるとのことだったから、秋前につけばいいかなと思ってゴールデンウィークに頼んでみた。まさかこんなに早く着くなんて。マイザー氏の心配りがみてとれる。EMSでの国際郵便であること、ロッドの値段を300ドルで記入してくれたこと、ロッドケースまで梱包してくれていること、金色のキャップがまぶしい高級感あふれるケース、その中もまた梱包されている。開ける前からこんなにワクワクするなんて本当に久しぶりだ。ロッドを待つ人の気持ちを決して裏切らない。そしておもむろにピカピカのロッドを取り出す。このグレードのコルクで新品を握るのは久しぶりだ。スネークガイドやティップガイドも自分の好みと同じく大きめになっている。太いスカジットラインでも使いやすそう。14Fの長さは多少長い?でも持ち重りするほどではないようだ。はやく振ってみたい。そう、川は目の前だから。

 あちこちとポイントを探りながらだけれども、竿が勝手にラインを飛ばしてくれる。もうひと伸び、ティペットの先までターンさせてくれる。かといって、ツボにはまらないときちんとループは形成されない。竿が正しい振り方を教えてくれる。無理やりにバットを曲げようとしても言うことを聞いてくれない。ツボにはまった時の気持ちよさといったら言葉に表しようがない。キャストが一層楽しくなる竿だ。よかった。この竿はしっかりと使いこむことができそうだ。そして今まで以上にキャストの練習になることだろう。

 スタンダードビルドなので派手なフェザーインレイではなくジャングルコック、ラッピングもレッド・グリーンと地味目。それでもマーキスサーモンがぴったりはまるリールシート、なんといっても自分の名前が書かれた竿。なんか恥ずかしく感じてしまうが、この竿を所有することによる満足感をこの上なく高めてくれることばかり。この竿のもつ独特の様式美に満足していないわけではないが、美しいがゆえにカスタムロッドを求める気持ち、もう一本を求める気持ちが非常によくわかった。もし自分がもう一本といわれたら、と今すぐにでも考えてしまいたくなる。多分しばらく買う余裕はないけれど13.6fの7/8だろうか。だとしたら間違いなくカスタムにするだろうし、金色のリールシートにしてもらうだろう。ラッピングは青で・・・・。まずい。本当にまた頼んでしまいそう。

 北の本流の川岸で、先週も今週もマイザーロッドを使う人と話をする機会があった。先週は15F89のMKS、今週の方はなんと14F67のMKS。自分のは今日届いたと話たら驚かれていた。しかしお二方ともリールがハーディとは。お二人ともオールド。多分、この本流、MKS/ハーディの生息密度が濃いと思います・・・。

 土曜日の北の本流はなかなか厳しかった。一か所目で目星をつけておいたところはすでに人が二組も入っていたし、その上のポイントはチビニジとウグイ。大きく場所を変えて先週連発であたったところでようやく30ぐらいのが一匹。イブニングでと車の近くで流してはみたものの、無反応。まあ、明日があるとおもって迎えた日曜日。
 狙ったポイントは朝4時から2名入っていた。移動した先でも2名。お断りをした上で先を越させていただく。単調な瀬を釣り下りながら、今日の鱒の着き場はどこだろうかと想いをめぐらす。深みか浅瀬か。えぐれか岩陰か。どうもスイングスピードがゆっくりすぎる。減水のためもあるのだろう。うまいぐあいにフライが流れない。かすりもしないで下の瀬まででるともう二人いた。
 多分、鱒はいるのだろうけれど、ウブなうえに生息密度はそんなに濃くないのでは。こういったときはひたすら足で稼ぐしかないような気がする。そして、人が流していないところをみつけなければ。見た感じいいところでかすりもしないということばかりの日曜日。
 場所を変えて新規開拓でもしようか。そんなことを考えながらなぜかニヤニヤしている自分。天気が気持ちいい。川にたいして気持ちが前向き。魚が釣れなくてもなにかに満足している。魚だけを追い求めるんじゃなく、一歩引いたかんじ。こんなに人気のあるポイントに拘らなくでもまだまだ探る場所はあるじゃないか。

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 どこかに必ず魚がたまっているところがあるだろうと考えながらサーチ。ようやく32・3のがきた。コツコツときて乗らない、すぐにぐぐっときても竿をあおらない。どうにか追い食いしたかのようなフッキング。あおっても乗らないなら、あわせないのが一番だろうと、妙に達観したかのように。ほら、もう一匹。今度はひとまわり大きくなったけれど、35・6といったところ。このサイズでも十分にやりとりが楽しめる。6/7でよかった。そんな小さな幸せをかみしめていた時。
 「ギャン!」
 あわせないようにとボーっとしてたら、突然フライがひったくられて、マーキスサーモンが鳴いた。ラインいっぱいにスイングしている最中だから、派手なクリック音が響いたのだ。元気がいい本命サイズだ。ラインを収納できるところまで素直に寄ってきたと思ってから一気に20mぐらい疾走する。甲高いリールの音がなんとも心地よくもあり心臓に悪い。久々になかなかのサイズの魚のジャンプをみた。ドバドバとやって、ドボンと音がする。すごいよ、この魚。

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 実際にサイズをはかってみたら45。体高が力強さの源か。自分的には出来過ぎだ。

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 鱒とのやりとりが一対一になる感触を味わいたくてクリックのリールにしたけれど、ものすごい勢いで逆回転するスプールにはらはらするだけでなく、魚がかかった瞬間にリールが鳴くだなんて。こんな感触を味わってしまったらなかなかディスクには戻れないかな。

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67.86
52.56
16.8℃、濁度6


 
23:16  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(10)
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