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2011.07.03 (Sun)

メモリアルフィッシュ①

【BGM:Consolation No.3 F.Liszt】

サイズなんかじゃない。
こういう流れでこういう魚を釣り上げたかった。
そんな一日。

DSC_0242.jpg

めずらしく金曜の夜から徹夜で走る。
桂沢湖から狩勝峠を抜けて。
どうも三笠や夕張のあたりは苦手。森の雰囲気が好きになれない。一人走っていても愉快な気持ちになれないというか。住んでいる方には大変失礼な話かもしれないが、不思議と寂しくなってしまう。夜ならなおさらのこと。人の手が入っているとかいないとか、照明が明るいとか暗いとかではない。これが十勝に入ると一転する。森から平野部へ抜けるあたりがとくにいい。北海道中いろいろ走ってみて、十勝の畑の風景がもっとも好きなせいかもしれないし、初めてフライであげた虹鱒も十勝だったせいもあるだろう。毎週毎週かようたびに親近感が増し、今では暖かく迎えてくれるかのごとく感じてしまう。

川に関してはどうか。お気に入りの支流は何箇所かあるけれど、十勝川本流ではいい思いをしたことがない。水が泥にごりだったり、極端に増水していたり、アクセスがわからずさまよったり。人の姿はあちこちでみかけるけれど、本当に釣れているのかすら確認できないぐらいの距離。いいタイミングでこれなかったのが一番か。去年一度一日かけて探索して結局成果なし。どこが水が多いのかぐらいかしか情報は得られなかった。そもそも意外とどこも流れは強く、フライを流してもまったく釣れる気がしなかったのだから仕方がない。よく釣れたという話はネットであちこちあるけれど、いったいどこなのだろうか。

いつも一人の釣りだから、公開されている情報を目を皿のようにして何度も見返すことはあるけれど、直接聞いたりしたり一緒に行って教えてもらうというのはない。とくに十勝川本流に関しては、だいたいのめぼしはついているのだが、川のコンディションによって極端に左右されてしまうから、1週間前の情報がまったく役に立たないなんていうのはざらだろう。その分、無駄に歩く、走る、釣りをする。前向きにとらえるとちょっとした冒険気分にひたれるというもの。

今回だって最初に入ったポイントは500m以上川岸を下るだけで、竿をだせるポイントが極端に少なく、だからといって魚がでない、そして川岸までせまった深い流れと大きな岩の連続は気分を萎えさせるには十分だった。ただ、最後に開けた流れを流したときにでた1匹のまるまると太った20cmぐらいのオショロコマだけが救いだった。深い森を散策したと思えばいい。

2箇所目のポイントはふと通った橋の上から釣人の姿をみかけたから。2・300m上流に車をとめて牧草地の脇から藪をこいで川岸にたってびっくり。極端に水の量が少ない。ようやく見つけた水の落ち込みで餌釣りのおじいさんとでくわす。毎日このあたりで釣りをしているらしい温厚なおじいさん。興味深げに釣りをしている姿を観察されてしまう。あまりにも水が少なく浅いので、釣れる気がしない。それでも橋のしたの木陰にできたちょっとした深みを探る。8番のスイッチロッドでスカジットラインのシステムでは、ティップをいくら軽くしたってオーバースペックなポイント。それでもウグイフライにかわいい虹鱒がとびでてきた。ああ、十勝川本流での初虹鱒。スカジットシステムでの虹鱒というのも初めてだ。とてもうれしい。サイズは20cmにも満たないのだけれど、この浅い淵で魚が出るぐらいだから、もう少し下流の水の多いポイントへ行ったらいったいどうなるのだろう。
ここで一気にスイッチが入った。

途中別の橋の下で苦労して川岸についたけれど釣りにならず、そしてつり下れず。どうやら大きなポイントは左右交互にでてくるらしいが、都度藪漕ぎして高まきしなければならないらしい。これは体力を消耗する。早々に見切りをつけてバンクをよじ登って車で再度移動。
ここらあたりでつれなければへこたれるかも。早瀬というか、極端に流れが早く押しの強い流れはあっという間にフライラインを流してしまう。何箇所かポイントを流しながら魚のでる場所を想像するけれど、この流れの底を探ることは難しいかも。この場所の最後のポイントで。ロッドディップからラインを下流にのばしてさあキャストという瞬間に2・30cmぐらいの魚がでた。足元でばれたのだけれど虹鱒らしい。かかったのは岸際。この偶然で元気を取り戻して再キャストしたら、また岸際ぎりぎりででた。これも小さいホウライマス。強い流れの早瀬ででることを期待しているのだけれども、実際は岸際ぎりぎり。よく観察してみると、どうやら強い流れで岸がえぐれているというか、急に深く掘れているらしい。そこに魚がいるのか。じゃあ、ちょっとしたのぶっつけの淵、たいしたふかそうにはみえないけれど、きっと魚はいるに違いない。何度もスカジットラインをメンディングしながら岸際ぎりぎりに送り込む。やっぱりでた。サイズは小さいながらに狙ったようにでた。こんな小さなポイントででるなら、はるか下流に見える落ち込み部分ではいったいどんな魚がどれだけでるのだろう。
DSC_0227.jpg


また牧草地から藪漕ぎしてしまった。徹夜明けにはかなりきつい。でもこの期待感はどうにもとめられない。

ちょっと長くなったので次の記事へ続きます。
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23:08  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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