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2012.06.25 (Mon)

Temptation of JINGISUKAN

仕事でよく東北に行く。
秋になると必ず地元の人と芋煮会の話題となる。どうやら川辺であつまって鍋をすることらしい。野外で食するトン汁とかのイメージなのだろうか。最近はあまりやらなくなったよね~とか。デイキャンプといったらかっこはいいものの、スーパーで芋煮会コーナーとかみると、東北に住んでいない身としてはちょっとひいてしまう。この行事は東北一般における文化であり、歴史を感じるものでもある。

われわれはどこに住んでいるのか。それは北海道である。
歴史の浅いこの土地で文化といえる食は何か。それはジンギスカンである。

よく子供のころに外でジンギスカンを食べた。町内会でイベントがあるとき、家族で外遊びをするとき。はては学校でのイベントでも。独特の肉臭に野菜とタレの味。どんな材料を使おうともどんな料理法を駆使しようともすべてたれの味に支配される。田舎に行けばジンギスカンの看板をみないことはない。スーパーには必ず冷凍の味付けジンギスカンが。あの肉に玉ねぎ、もやし、ピーマン・・・・なんでもありだ。どうせすべてあの味になるのだから。
どちらかというと上等な食べ物とは思えない。道外からこられた人にジンギスカンを食させると必ずや満足してもらえる不思議な食べ物。不思議な形のなべとてんこ盛りの野菜とタレに漬かった羊肉。不思議なことに体感で料理できてしまう。

ここのところ北の本流へ出かけることが多く、せっかくだからと車中泊。コンビニ飯もなんだろうし、インスタントラーメンだけというのも味気ない。鍋ひとつででき、かつビールがうまい料理を想像していたらジンギスカンへとたどり着いた。テレビでやっている一カ月一万円生活というのを思い出す。キャンプの楽しみはこれに通じるものがあるのではないだろうか。不便と手間を楽しみながら、無駄な出費を抑えて最大限に料理の味わいを享受する。

【道具】
コールマンガソリンストーブ・スポーツスターⅡ
お手軽アルミ鍋
【材料】
玉ねぎ×1:50円
もやし×1:50円
ブナシメジ:100円
ピーマン×2:50円
肉×1袋:350円
発泡酒500ml×2:300円
真空パックご飯×1:100円



合計1000円のジンギスカン定食、ビール2本つき。
ここで220gの袋肉について。当初コストパフォーマンスを重視して250円のにしてみた。あきらかに屑肉であり、野菜に味がつけばいいやぐらいの感じでしかなかった。肉は野菜の間で見失うほどであった。しかし、これを350円にグレードアップした瞬間、肉が存在感をアピールし始めた。もう250円の肉には戻れなくなってしまった。その分野菜を家の冷蔵庫から拝借してもよろしい。

【作り方】
1.鍋に水を張ってお湯をわかす。
2.真空パックご飯を温める
3.お湯はとっておいてあとで洗うときに使う
4.鍋に油をひく
5.切った野菜と肉を入れてふたをしめる。
6.塩加減をみながら塩を足す

野外でビールの味を最大限に引き出す料理のひとつだと思われる。
だから大人たちはこぞってジンギスカンを食べるのか。

この前の土日の北の本流は厳しかった。
朝9時ぐらいについてあちこちさぐるも、寒さを感じ、風を感じる。どうってことないはずの風にもかかわらず、ちょっとだけラインスピードをあげたいという欲求がキャストのリズムを崩し続ける。そしてバックスペースの足りないところでAFSをキャストするのはかなりストレスということに気付いた。
第一のポイントについたとき、どこか心の片隅に奢りや慢心があったことは反省しなければならない。好調だった先週の続きの気分でドロッパー分も含めティペット交換すらしなかった。フライは初夏セット。ここは初めてのポイントだ。枝に竿をぶつけ苦労しながらキャストをして2・3投目。いきなり流芯でラインがとまった。この流れの中動かずに首を振る動きから、いい魚ということがすぐさま感じられた。
そしてこれから走る、という瞬間にばれた。
ドロッパーのティペットが結び目から切れていた。

悪い予感がした。自分の慢心を戒めるかのようなばれ方。リズムに乗れないキャスト。釣れない魚。悪循環の中、どうにかして先週までのキャストのリズムを思い出そうとするけれどうまくいかない。今回で4週連続となる中で少しずつ覚えたこの川のポイントを探る。途中ポイントの新規開拓をもくろむも、よさそうなところには車が止まっている。前週まででよかったところで何度かショートバイトがあったけれど、不思議と手にできない。こうなってくると変化の激しい重い流れをカバーするのが苦痛になってくる。
ああ、ジンギスカンとビールが恋しい。
もういいやと早々に見切りをつけてキャンプ場へと向かう。すべてをビールで洗い流そう。
うまくリズムにのれないのが悔しかったけれど、それを忘れさせてくれる夕食。

DSC_0514.jpg


二日目は昨日ばらした第一ポイントへ。ようやくチビ虹が1匹。その後32・3のがようやく一匹。流芯の中だったのでそこそこ楽しめた。あちこち歩いてチビ虹の溜まり場も見つけた。もっと川の流れをよく読んでうまく流せることができたなら、このポイントではきっとグッドサイズに出会えることでしょう。


キャストをいろいろ調整している中、気持ちよくとばせたAFSは、どうやらバックスペースを多く必要とするんじゃないかという結論。スペイキャスト自体を自己流でやっている中、しっかり竿に荷重を感じれるだけのラインの張りは大きめのDループを必要とするのかも。今後風が強いときもあるだろうから、もっとラインスピードをあげたいところ。ところが無理をしても思うようなループはできない。下手を強引にひいてみてもラインは暴れるだけだった。もう少し改善の余地があるかもしれない。

ちなみに現在試してみたのはAFSのフローティング460grに7fか10fのシンキングリーダー。条件があうときっちりとんでくれることは分かった。アトランティックサーモンのインター520grはシンキングリーダーをつけるとティップが抜けなくなった。どうにか投げたときには、流れの中で根がかりを連発しまくった。これについてはまた違う流れで試してみることとしよう。
本当はスカジットラインを使えばいいのだろう。これは来週の楽しみということで、540grのフローティングか510grのインターを合わせてみる予定。スカジットラインだとティップを何にするのかが迷う。100grぐらいからの重いティップを使えばいいのだろうけれど、沈みすぎないだろうか。うまく抜くことはできるだろうか。

キャストに迷い、ラインのセッティングに迷う。自分のキャストとフィールドでの要求にベストマッチしたシステムをもっと試してみなければ。これについてはほかの方のラインシステムもお伺いしたいところです。

*4週連続での車中泊、家族からクレームも出始めました。今週末はお休みしようかと思います。
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13:57  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2012.06.17 (Sun)

Gyan !

指折り数えて待ちわびていたロッドが届いた。

P6160039 (400x300)

 金曜日に家についたときに不在通知に気づいたものの、どうしても土曜日に使いたくて、朝6:50に取りにいってからそのまま現地へと向かった。
 スタンダードビルドでも60日かかるとのことだったから、秋前につけばいいかなと思ってゴールデンウィークに頼んでみた。まさかこんなに早く着くなんて。マイザー氏の心配りがみてとれる。EMSでの国際郵便であること、ロッドの値段を300ドルで記入してくれたこと、ロッドケースまで梱包してくれていること、金色のキャップがまぶしい高級感あふれるケース、その中もまた梱包されている。開ける前からこんなにワクワクするなんて本当に久しぶりだ。ロッドを待つ人の気持ちを決して裏切らない。そしておもむろにピカピカのロッドを取り出す。このグレードのコルクで新品を握るのは久しぶりだ。スネークガイドやティップガイドも自分の好みと同じく大きめになっている。太いスカジットラインでも使いやすそう。14Fの長さは多少長い?でも持ち重りするほどではないようだ。はやく振ってみたい。そう、川は目の前だから。

 あちこちとポイントを探りながらだけれども、竿が勝手にラインを飛ばしてくれる。もうひと伸び、ティペットの先までターンさせてくれる。かといって、ツボにはまらないときちんとループは形成されない。竿が正しい振り方を教えてくれる。無理やりにバットを曲げようとしても言うことを聞いてくれない。ツボにはまった時の気持ちよさといったら言葉に表しようがない。キャストが一層楽しくなる竿だ。よかった。この竿はしっかりと使いこむことができそうだ。そして今まで以上にキャストの練習になることだろう。

 スタンダードビルドなので派手なフェザーインレイではなくジャングルコック、ラッピングもレッド・グリーンと地味目。それでもマーキスサーモンがぴったりはまるリールシート、なんといっても自分の名前が書かれた竿。なんか恥ずかしく感じてしまうが、この竿を所有することによる満足感をこの上なく高めてくれることばかり。この竿のもつ独特の様式美に満足していないわけではないが、美しいがゆえにカスタムロッドを求める気持ち、もう一本を求める気持ちが非常によくわかった。もし自分がもう一本といわれたら、と今すぐにでも考えてしまいたくなる。多分しばらく買う余裕はないけれど13.6fの7/8だろうか。だとしたら間違いなくカスタムにするだろうし、金色のリールシートにしてもらうだろう。ラッピングは青で・・・・。まずい。本当にまた頼んでしまいそう。

 北の本流の川岸で、先週も今週もマイザーロッドを使う人と話をする機会があった。先週は15F89のMKS、今週の方はなんと14F67のMKS。自分のは今日届いたと話たら驚かれていた。しかしお二方ともリールがハーディとは。お二人ともオールド。多分、この本流、MKS/ハーディの生息密度が濃いと思います・・・。

 土曜日の北の本流はなかなか厳しかった。一か所目で目星をつけておいたところはすでに人が二組も入っていたし、その上のポイントはチビニジとウグイ。大きく場所を変えて先週連発であたったところでようやく30ぐらいのが一匹。イブニングでと車の近くで流してはみたものの、無反応。まあ、明日があるとおもって迎えた日曜日。
 狙ったポイントは朝4時から2名入っていた。移動した先でも2名。お断りをした上で先を越させていただく。単調な瀬を釣り下りながら、今日の鱒の着き場はどこだろうかと想いをめぐらす。深みか浅瀬か。えぐれか岩陰か。どうもスイングスピードがゆっくりすぎる。減水のためもあるのだろう。うまいぐあいにフライが流れない。かすりもしないで下の瀬まででるともう二人いた。
 多分、鱒はいるのだろうけれど、ウブなうえに生息密度はそんなに濃くないのでは。こういったときはひたすら足で稼ぐしかないような気がする。そして、人が流していないところをみつけなければ。見た感じいいところでかすりもしないということばかりの日曜日。
 場所を変えて新規開拓でもしようか。そんなことを考えながらなぜかニヤニヤしている自分。天気が気持ちいい。川にたいして気持ちが前向き。魚が釣れなくてもなにかに満足している。魚だけを追い求めるんじゃなく、一歩引いたかんじ。こんなに人気のあるポイントに拘らなくでもまだまだ探る場所はあるじゃないか。

P6170080 (400x300)

 どこかに必ず魚がたまっているところがあるだろうと考えながらサーチ。ようやく32・3のがきた。コツコツときて乗らない、すぐにぐぐっときても竿をあおらない。どうにか追い食いしたかのようなフッキング。あおっても乗らないなら、あわせないのが一番だろうと、妙に達観したかのように。ほら、もう一匹。今度はひとまわり大きくなったけれど、35・6といったところ。このサイズでも十分にやりとりが楽しめる。6/7でよかった。そんな小さな幸せをかみしめていた時。
 「ギャン!」
 あわせないようにとボーっとしてたら、突然フライがひったくられて、マーキスサーモンが鳴いた。ラインいっぱいにスイングしている最中だから、派手なクリック音が響いたのだ。元気がいい本命サイズだ。ラインを収納できるところまで素直に寄ってきたと思ってから一気に20mぐらい疾走する。甲高いリールの音がなんとも心地よくもあり心臓に悪い。久々になかなかのサイズの魚のジャンプをみた。ドバドバとやって、ドボンと音がする。すごいよ、この魚。

 P6170081 (300x400)

 実際にサイズをはかってみたら45。体高が力強さの源か。自分的には出来過ぎだ。

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 鱒とのやりとりが一対一になる感触を味わいたくてクリックのリールにしたけれど、ものすごい勢いで逆回転するスプールにはらはらするだけでなく、魚がかかった瞬間にリールが鳴くだなんて。こんな感触を味わってしまったらなかなかディスクには戻れないかな。

P6170099 (400x300)

67.86
52.56
16.8℃、濁度6


 
23:16  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(10)

2012.06.11 (Mon)

Try not to forget, just in case

 たまたま条件があって釣れたのにもかかわらず、結果がでたりすると、自分の釣りを過信してしまうためか、半年もたつと、いろいろと感じた忘れないであろうことを綺麗さっぱり忘れてしまったりする。キャスティングなんて目茶苦茶になる。良かった感じだけはそのままに、力を込めることばかりを思い出す。
 水位の記録も大事。いくら過去データが見れるとはいえ、よかったかんじはどのくらいだったのかと忘れてしまうだけでなく、過去データそのものがない場所もあるし。今回は52.75、67.92といったところか。河川情報は札幌にいながらにして川の状況が推測できるので助かる。コンディションに大きく左右されるであろう本流、最低でも泥濁りというのは避けたいところ。
場所については電子国土ポータルを主に使用。2万5千分の1の地図をプリントアウトして細かいところを手書きで記入することにした。なかなか具合はいい。
 あとはフライパターンだろうか。ときに何で釣れたかすら忘れてしまう。現地でフライを巻くだなんてよっぽどせっかちなのね、とあり得ないぐらいに思っていたけれど、今はそうは思えない。現地で感じた肌の感覚をどれだけフライに盛り込めるか。なんといっても現地が一番なのだろうけれど、時間がないので家に帰ってからやる。同じパターンでもドレッシングの厚さやウィングのニュアンスなど。カバーしきれなかったあの流れをどんな感じで流すかをイメージして巻くと、気の入ったフライができるみたい。時々ほかの方のフライボックスをのぞかせていただいたりするけれど、上手ないし釣る人のボックスはフライに魂が入っているといつも思う。自分のボックスは派手さばかりで表面をなぞってかっこつけただけに思えてしまう。

DSC_0476.jpg

 それでも少しでも数少ないヒットパターンを進化させたいし、できれば誰も使わないであろうオリジナルパターンを使っていいのをあげたい。

 この川で学んだことというのはまだまだ数少ない。早い時間に釣れたので時にパープルのイントルーダーで釣り下ってみる。サイズもそんなに大きくない奴。たまにククンとショートバイトがあるけれど、ヒットまでは至らない。魚がいるのは分かったけれどヒットしないなあ、と黒金のウーリーバガーへ変更すると、ひったくるようにヒットした。まったく、この川のニジマスは黒金のフライを食べて大きくなってるんじゃないかとすら感じてしまう。
 6月のヒゲナガハッチ前。
 多分色は黒>紫なのだろう。
 サイズは6-8番前後
 ビーズヘッドが良いのかどうかはわからない。ビーズなしのパターンは用意していなかったので。
 それともボディーのシェニールの光具合がよかったのか。
 いやいや、襟に巻いた黒のハックルが誘ったのかも。
 黒金のコンボがよかったのか、単に金色に惹かれただけなのか。
 今後はフックがセパレートになるようなフライを作ってみようか。

 いろいろ考えて、結局釣れたのは昨年と同じNo.51だったりする。もっとヒゲナガを意識した簡単なパターンはないものだろうかと思案する。

 この迷っている感覚を釣りができないときのための備忘録として。
10:42  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2012.06.11 (Mon)

What happend to me?

先週で完全に味をしめてしまった。

金曜日。いつもの函館日帰りコース。まあ、用事自体は1時間ちょっとぐらいなので軽いものだったけれど、帰宅後あわてるように自家用車にETCをとりつけてもらって、寝ないで北へとひた走る。

今までETCは付けたことがなかった。たまたま会社の車で高速に乗る機会がふえ、その割引率の高さにびびった。また、道東道のおかげで帯広まで2時間ぐらいとなったこと。多分今後も高速はひかえるけれども、どうしてもというときには乗るだろうから。

今回は下道で行った。興奮して目が覚めていたからね。

 道の駅で仮眠して、まずは先週一流ししかしていない実績ポイントへ。あらら、人が入っているよ。しょうがない。今日はこの川のポイント探索をしてみようか。どうやら水量や水色は先週よりいいみたいだし。
 2・3か所巡ったうち、おもむろに車のとめやすそうなところへ。
 ほんと普通の瀬。あまりにも車の前すぎて誰もが敬遠しそうなところ。
 ただ、よくみると、真ん中に岩盤が走っている。手前が深くて、一度浅くなっていて、そしてまた深くなっている。この一度浅くなっているというのが曲者。いきなり連発でフライロスト。せっかくの初夏セットだというのに。
それでも瀬の後半になってようやくリズムがとれるようになってきた。ひさびさのフローティングラインなのできもちよくループが伸びていく。TFOの7番、最初はシューティング系のラインに合わないとか思っていたけれど、誤解でした。しっかりDループをつくって、バットの反発力を使ってあげると力強いループが飛んでいく。左手の引きはティップの速度を上げるのに有効なようだ。AFSのフローティングはTYPE8ぐらいのシンキングリーダーだと軽く抜ける。ダブルスペイだとスカジットキャストみたいで何も考えなくていいので楽ちんだ。右岸なのでダブルスペイの練習とおもって流していた。本命ポイントはあの下に見える荒瀬の先だよなあとぼーっと釣り下っていた時。
 スイング中に軽くググンときた。ん、ウグイ?いや、首をふった。え?走った?来た。先週のにファイトが似ている。なかなか顔をみせないけれど、ギラリと光った具合と尾びれの感じで、どうやら本命らしいことを確認。一気に高まる緊張。そして至福の瞬間。

DSC_0478.jpg

 (今回はすこしいい写真が撮りたいと思ったけれど、結局はリールにラインがからみついているし。落ち着いて顔のアップをとったつもりが、マクロ撮影になってなくてピンボケ。)

 60はないことを確認したら、あとは52だったか54だったかは記憶があいまい。52としておこう。
 それにしても2週つづけて50アップだなんて、一体自分に何が起きたのだろう。昨年まではいつか本流で50アップをと願い続けてようやく一匹。今年は偶然の出会いではなくスイング中にねらってかけたいと思っていたら、2週立て続けてスイングで釣れてしまった。自分の釣りの実力があがったとかは思えない。この川の底力ははかりしれないのだ。

 その後あちこち巡る中の一か所でかなりの距離を釣り下ってみる。のっぺりとみえる流れも実は複雑な岩盤で形成されていて、その中でも流れに変化のあるところに魚がついているようだ。一か所で2匹連続ででたかと思うとその後はぱったりとか。本当はさらにたちこんで本流筋にながせたら面白いのだろうけれど、川底が滑りやすいのと思ったより流れが重いため、川で立ち往生しそうだからやめておいた。いや、この調子だといつかやってしまうだろうね。その後ゆるい瀬で60弱の桜とのファイトを楽しんだ。こんなに大きな魚と2回も遊べるだなんて。そしてなによりこの大きな川の流れの中で誰にもじゃまされずに竿を振れたこと。All the stress flowed out of me.
 結局休憩をはさんで日没までやってしまったけれど、昼からは一匹もかからなかった。本流でこんなに条件がいい日なんてそんなにないだろうし、次回以降のポイント探索になったからよしとしよう。なんとなく感じはつかんだ。川の水位さえ同じであれば、次回はもっと楽しめそうな予感。

 帰り途、自家用車で初めて使ってみた。途中のパーキングで眠りこけて5時間以上かかったけれど、深夜割引で1900円也。すでに3000円ほど得した気分。
01:01  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2012.06.03 (Sun)

道北 最果ての旅2日間

釣りの好きなお取引先の方が東京よりいらっしゃるとのこと。
金曜日から日曜日までゆっくりやって月曜日に帰るらしい。
お付き合いすることになった。

朱鞠内湖か猿払をやりたいらしい。
だったらと、土曜日一日付き合うので金曜日は朱鞠内湖に行ったら?と勧めたら、71cmのイトウが釣れたと仕事場にメールが届いた。
自分も釣れるもんだと思い込んで350km夜中に走る。
多少仮眠をとって朝落ち合った後釣りを始めた。

いろいろやったけれど、全然駄目。
やっぱり猿払は厳しい。

どうしようもなくなって、ポロ沼の出合いのところで岸際に定位して、釣り人を無視しながらボイルするイトウにいろいろなフライを試してみた。

気合いを入れて巻きためたフライはすべて無視された。まあ、そんなもの。5年以上前にも同じような経験をしているから。岸際のボイルをみてもらったとばかり投げ入れて全部無視された。釣り方も悪かったのだろうけれど、フライパターンでどうにか解決したかった。突然思い立ってゲテモノフライを巻くのはそんな理由もあるし、いつか自分で巻いたフライをくわえさせてやりたいと思い続けていた。
そんな中、これ泳ぎがいいんだよな、と結んでみたのは、slow fishing のYunさんのブログにでていたパターン。
雰囲気だけでなく、水の中に入れた感じがいい。いろいろ考えてマテリアルを選定していると感心しながら、2・3度のかすかなあたり。そのあと軽ーく引き込んで、突然動き始めた。
縦横無尽に走り回る。とんでもなく重い。7番ロッドにマーキスサーモンでは魚のいいなりになるしかなかった。
そのうち、ストラクチャーにむかって走り始めた。これを無理に止めようとしてフックアウト。
悔しかったのは確かだけれど、自分の巻いたフライを咥えたことのほうが嬉しかった。

記録には残らないけれど記憶に残る魚だった。

その後猿払に泊り、朝から岬巡りをして、昼ぐらいに北の本流へ辿りついた。釣れないイトウ釣りには何度も訪れたのだけれど、ニジマスエリアは初めて。他の方のブログをみては羨ましく思ったもの。今回のように天気もよく、水も減り始めのときにあたることは珍しいだろうから、ちょっとだけと立ち寄った。
水の色は笹濁り。水量は釣りができる程度と見込む。初めてなのでよくわからないけれど、これぐらいの厚いながれなら、きっといいのがいるはず。まあ、つれなくても気持ちよくながせる流れ。

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TFOの7番、エアフロスカジットインター510gr、T14を2mにフロロのリーダーを10fぐらい。ティペットは2.5号。この厚い流れの中、自分の道具立てで最も沈められるだろうシステムにしてみた。

P6030219 (400x300)

フライは初夏セット。ニジマスが好むであろうチープなフライ。結局このフライばかりで釣っている変わり映えのしない自分。
最初はキャストに手間取ったけれど、左手の引きを意識した瞬間に急にループが伸びるようになった。スカジットインターは流れをしっかりとトレースする。本当によくつかむ感じ。つかみすぎて途中、何度か根がかりする。多分大きな岩にひっかかっているのだろう。近くまで行って逆向きに竿をあおるとすぐに外れた。根がかりといえどもガツンとくるから心臓に悪い。キャストごとに2・3歩ずつ釣り下る。リズムに乗れた感じ。こういうときっていい釣りができる気がする。厚い瀬のプールの終わりかけで、またガツンと根がかりする。またかと思った瞬間、根がかりが首をふった。きた。これは本命だ。ウグイなんかじゃない。
重い流れの中最初は全然うごかなかったから、相当でかいやつなんじゃないかと。そのうちゆっくりと動いて、ときにギュンと走る。このまま対岸にむかったりしたらどうしようと心配してしまう。いや、こいつに主導権を握られたらだめだ。ティペットは太いし、しっかりとわからせてやらないと。気の緩みが魚を走らせてしまうのだろうから。それにしてもその魚は跳ねなかった。もしかしたら、桜鱒かも。前にあげた60cmぐらいのやつにファイトが似ているかもしれない。それにしては瞬間の走りが凄いよな。桜だとしたらあまり無理な寄せではばれてしまうだろう。しかしながらこんな重い魚でニジマスは掛けたことがない。
ほどなく魚体が見えた。あ、ニジマスだ。

同行の方にランディングを手伝ってもらう。
何度も寄せてはネットを嫌って走りだす。
ようやく掬ってもらったときには二人してデカイと騒いでしまった。

P6030211 (400x300)

58cm。もっと大きなのを釣られている方もいるのでしょうが、自分にとっては間違いなくトロフィーサイズ。銅の高さは14cmもあった。

こういうのが釣りたくて、こういう流れを流したくて、こういう青空の下、気持ちよく竿を振ること。
笑顔を二人で分け合った。同行の方に感謝。もし一緒でなければここに来ていなかったことでしょう。
今年はこの川をいろいろ探ってみようと思う。出だしとしては文句なし。
本当に楽しかった週末。

P6030212 (400x300)
23:22  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)
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