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2010.09.08 (Wed)

1ヶ月をかけて求めたもの?

「お疲れ様でした。」
「これからもよろしくお願いします。」
会社の人を千歳空港で見送ったのが26日昼。
さて、行くか。

スーツからGパンに履き替える。
新しいパターンのフライも追加した。
ウェーダーも薄手のに変えた。
もちろんシングルハンドも積み込んだ。いや、キャンプ用品がない分、あるだけの釣り道具を全部積み込んだ。
千歳からひたすら羅臼へ。もちろんリベンジが目標。
本屋で読んだ松下幸之助の言葉が気になったのもある。「できるようになるまでまで続けること」。今のところ3回連続で船の瀬渡しには振られている。・・・人がいない平日に、モイレウシへ行けないだろうか。

いや、今ならいける。

思い立ってしまったらとまることができなくなっていた。英人丸に連絡したら自分をいれて5人とのこと。よし、これならいける!

清水から足寄までの高速は非常に快適。阿寒まで5時間かからない。ただ、弟子屈までの峠がちときつかった。中標津で休憩。釣具屋に寄って鮭袋2枚100円のをゲット。スカリを買おうかと思ったけれどやめといた。

9時ぐらいに着いた。
2:30に目覚ましセット。全然寝付けない。
相泊漁港をウロウロしてたら他の釣り人とタコについて話をしたり。

さて行くか。
3:30でこんな感じ。
暗くて分かりづらいけれど、手前の磯舟みたいのに乗っていきます。
P8270018.jpg

本当に5人だった。もう少し明るくなってから出船するという船長の声掛けの中、どこにいくの?と船長から。迷っている2人、クズレ滝にいくという2人。自分はモイレウシ。すると迷っていた人たちもクズレ滝に行くとのこと。よし。これで貸切だ!

着いたら、本当に貸切だった。
P8270024.jpg

薄暗い中海をみやるとびっくりした。
魚だらけ。表層を泳ぐ魚が背びれを丸出しで恐ろしい数が群れている。しかも足元から沖まで満遍なく。
この魚たちを驚かせないよう、岸から3m以上離れて釣り開始。これは接近戦だと考え、シングル8番フローティングでスタート。フライは勿論新作派手バージョンで。チェーンボールアイがウェイト代わり。

しかしまあ、入れ食いかと思いきや、これだけいるのに全然かからない。うーーーーんやな予感。
それでも行きの車中にかけていたCDの一曲を口ずさみながら。

カプースチン ブラジルの水彩画によるパラフレーズ

曲のリズムにあわせて細かくリトリーブしていたらついにキタ。
全身から猛烈な感動が。
絶対に釣り上げたい。
そしてこの魚を得た。
P8270020.jpg

ついにやった。暑い中サンバのリズムにのってその魚はやってきた。
あの敗北感からの脱出。
万が一もう釣れなかったらと思い、オスだけど捕獲。

そのあとすぐ4人だけ上陸してきた。
けれどもこんな感じ。しかも3人はフライ。状況としては最高ですよ。
P8270041.jpg

この間、最初のヒットパターンに固執していたが、フライとリトリーブ方法をチェンジ。フローティングゾンカーオレンジへ変更。足元、沖合い問わず、群れのど真ん中を狙う。そしてほぼ糸ふけを取る程度の超スローリトリーブ。ジワーーッと引いてストップを繰り返す。そのうち、ジワーーッとひく中で、ふわっと優しく、昆布かなにか引っかかったかのような重みが伝わる。するとラインの先で魚が水面を暴れる。これが今回一番のヒットパターン。連続2匹メスをゲット。その間、群れがどこかいってしまったり、干潮にあわせて極端に手前に群れがきたり。
ブレイクライン手前の昆布のように黒い塊わかります?写真中央の大部分をしめる黒いところ、これ、全部カラフトマスです。
P8270027.jpg

こんな足元にも固まるのか。
それでも足元の群れ、鼻先の誘いにて何匹かヒット。まあ、あまり極端に引くとすぐにばれてしまう。
他のヒットパターンとしては、完全にラインをストップしたとき。休憩をかねてほっとくと、1匹メスゲット。フローティングラインがツツっと引き込まれる。想像どおりのパターン。もう1匹は咥えたけれどすぐにばれた。どうもほっとくパターンはあわせが難しい。

モワッとあたったときに、優しくじわっとラインを手繰る。勝手に反転して口に掛かる感じ。リトリーブスピードもゆっくりだったためか、スレ掛りは1匹だけ。あとは全部口。ゆっくり漂わせる中、やる気のある魚だけが咥える。その確率100匹中1匹ぐらいなのかな?それでも群れが居ないと思ってもかかるし。ハグレ鱒のほうが気が強いのかな。
そんな中足元で掛かった1匹。最初はたいしたことなかったが、突如ジェットラン。トルクが段違い。足元からフルラインを一気にもっていく。隣の人に迷惑かなと考え、強引に魚をとめたらバレた。うーーんこれ、ルアーの人のなかで釣りをしていたら相当迷惑だっただろう。その後、もっと勢いが強いのが。沖に走ったと思ったら、そのまま円を描くように岸に突進。そしてあらぬ方向へまた猛ダッシュ。走らせるとダメと言うことか。しかも相当重い。なんじゃこりゃ。突如なくなるテンション。その魚は1Xのティペットをぶっちぎっていった。


あわてて0Xへ変更。するとフライを横っ飛びでひったくるようなのが。遅れてくる魚の重み。今度のはほんとバッキングラインを相当引き出した。いや、ほんとこんなファイトしたことがない。プレッシャーを掛けつつ、ゆっくりとラインを回収、そしてまたジェットラン。これを3回ほど繰り返した。ようやくゲットしたのがこいつ。
P8270029.jpg

せっぱりのオスだ。全部を持ち帰る気はないので、オスはリリース。疲れきった魚体はなかなか泳ぎださない。
P8270032.jpg

シングルハンドでのファイトが一番面白い。もうこうなるとダブルハンドの出番はない。なんとなく釣れるパターンがつかめてきた。当然ばらしも多いのだけれど。ファイトしつつも走らせないよう頑張ってみる。こいつら、隙をみせたら一気に沖に走り出す。それでもグッドサイズ・グッドプロポーションをゲット。
P8270034.jpg

顔が怖い。野生の顔だ。
P8270036.jpg


つれた後1投目でいきなり着水直後にかかることもあれば、岸際ギリギリでねばっているときも。フローティングゾンカーはそのままだと完全に浮かんでしまうが、アイ側のフォームを5mmぐらいカットすることでサスペンドタイプにもなった。浅瀬を粘る時、このフライは本当に役にたった。カラーはオレンジ。ピンクはダメ。赤は反応が鈍い。群れのど真ん中で反応を見れるので結果が早い。途中、隣の人が10時ごろ突然入れ食いになった。フライを変えたらしい。後できいたらオリーブだったとのこと。管理釣り場パターンでいけたそうだ。自分もその隣へオレンジを遠投したら、着水後いきなりきた。
ナイスファイトのメス。もう、これで終わりにしよう。満足の1匹。
P8270022.jpg

いろいろと教訓を得た。
フライカラーは色々試すこと。
リトリーブ方法は焦らずゆっくりと。群れの中からやる気のある魚に選んでもらう。
岸から離れたアプローチは群れを散らさない。
時期としてはお盆は少し早いぐらい。8月末に最高に群れがくるようだ。浮きルアーでも反応が鈍い魚が群れるときこそフライが有効。

そしてフライでのファイトは最高に楽しいということ。

P8270047.jpg

釣り上げたのは10匹以上。バラシ多数。確認できたのはほとんど口だった。数だけみるといっぱいつってはいるが、完全なパターン化をしたわけでもなく、何匹釣っても課題が残る。結局いいだけつっておいても、休みをとることはほとんどなかった。夢のような時間はあっというまに過ぎてしまった。釣れても釣れなくても釣りっ放しなのね。

とある尊敬する方のブログをみていてきになった一言。
「良い釣は数や大きさに現れるのではなく、自分の心に湧き出すものだ」
まさしく自分の心情を表してくれたかのような一言。
心のうちにあるすべてを溶かして大事な物だけが残ったような釣り。偉大な自然の中、これってないぐらいの野生のマスと格闘する。そこには見栄も打算も人間関係もない。しかも、ただ釣りをすればよいのではない。自分にとっては、家族のため、行く前から帰ってきてまで、そしてその余韻までが良い釣の対象だった。1ヶ月をかけてようやくわかった。
ふと、人生においてやり遂げたいこと、大事なことって何なのだろうかと自問自答する。会社をやめて夢うつつだったけれど、1ヶ月をかけて、逆にようやく地面に足がついた。これで頑張れる。


またこよう。知床。ありがとう。


P8270058.jpg
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2010.09.07 (Tue)

1ヶ月をかけて求めたもの?

帰ってくる前から、1ヶ月の有給をどのようにつりをして過ごそうかばかり考えていた。
しかしながら、引越しの後片付けや、ちょこちょこ用事が入ったり、天気のタイミングが合わなかったりと、なかなかうまく行かない。何回かはでかけてみたけれど憧れの十勝川も増水にて不発。ポイントを探すところから始まる時は条件が合わないと難しいものだ。

それこそ有給に入る前は、1週間車中泊で釣りをしようとか、道東めぐりをしようとか、妄想ばかりしていたけれど、いざ実行しようとすると、なかなか足が進まない。家族の顔をみていると、一人で行くのはなんとなく寂しくなるようだ。かといってハードな釣りに巻き込むわけにも行かないし。そんなわがままな自分の願いを叶えたのが夏季キャンプ。三泊四日のロングステイプラン。

台風が来たので2日ずらしたけれど、13日から16日まで。
以下内容です。

13日
足寄化石博物館にて子ども達が宝石発掘
陸別道の駅にてふるさと銀河線(廃線)乗車。下の娘が運転させてもらう。
銀河の森天文台にて流れ星を見る。
コテージを借りて宿泊。晩ごはんは鶏の丸焼き。

14日
美幌峠にて屈斜路湖のクッシーを探す。
弟子屈にて体験牧場。
知床に移動。羅臼林間キャンプ場にて宿泊。晩ごはんはカレーライス。
昼間から鹿が目の前にいるキャンプ場。夜は鹿だらけ。

15日
自分は船渡しにてモイレウシへ。子ども達は奥様と一緒にホエールウォッチングへ。
晩ごはんはチャンチャン焼き・・・・・・のはずだった。
期待のモイレウシ、1回あたっただけで1匹もつれませんでした。
スペイにこだわったこと、足元ちかくを攻めれなかったこと、ルアーマンに混じって迷惑をかけながら肩身を狭くして釣りしていたこと、スローリトリーブがヒットパターンと気づくのが遅かったことなど。。後悔多数。もう、心の底から落ち込んだ。5時前から11時までずっと釣りをし続けた。オニギリ口にくわえながらキャストした。それでも釣れなかった。仕事でやりきれなくなって悔しい思いをしたことを思い出した。このままでは負け癖がつく。。。。。。。。
奥様に丁寧にお話をして、16日泣きの1回でもう一度釣りすることに!

16日
夜中に奥様に送ってもらってまた船渡し。
今度はあまりルアーの人たちとは離れてやろう。ポイントも一箇所にこだわらないでいろいろいくぞ、と反省しながら・・・・・。
しかしまあ全然対策が役に立たない?全然つれない。自分の目の前にサカナっ気がない。しかたがない。岩場の陰に行こう。若いカップルがボチボチルアーでつっている。たまに目の前で魚が跳ねる。休んでいた時に場所を譲ってもらう。ここで釣れなかったらダメでしょう。
・・・・・・やっぱりだめだ。
他の船で来た人達が、奥の岩場から続々帰っていく。みんな袋に10匹以上いれている。ルアーとはいえ、やけにつっているぞ?いったい・・・・と思ってその岩場にいってみると・・・・・
!!!!!!!!!カラフトの背びれだらけだ!!!!魚もジャンプしまくり。群れがスクーリングしている。
大きな岩ひとつを隔ててこれだけ状況が違うのか。後悔先にたたず。迎えにくるまでの30分間、がむしゃらにキャスト。1・2回、軽くスレでヒットしただけで終了。。。。。。
あぁ無常。また坊主。

結局、2回も瀬渡ししてもらって坊主。
まあ、精一杯チャレンジできたのだから、かなりすっきりはした。ルアーを投げればつれたでしょう。でも、どうしてもフライで釣りたかった。自分の納得のいく釣り方で釣りたかったんだ。それで釣れなかったのだから仕方がない。また来年ね。。。。。
反省点はいっぱいある。
1.活性が高くルアー向きのときは、派手に光るフライを用意する。
2.ファストリトリーブは一切反応がない
3.ラインのウェイトよりもフライのウェイトのほうが深さを調整しやすい。波が高いときはとくに沈むタイプが必要。
4.ギリギリ手前足元まで回遊してくる。ダブルハンドスペイにこだわると、足元を攻めるのに非常に不利。シングルハンドも用意する。
5.魚がいっぱい群れているところを探して釣りをする

もう一泊するかい?と奥様は声をかけてくれたけれど、家族の体調も心配だったのでおとなしく帰りました。全体でみれば家族全員満足のキャンプだったと思う。




帰ってから、もう満足しただろ?と自分を言い聞かせた。
やれるだけやったじゃないか。
自分の腕が悪いだけなんだよと。
なんでルアーでやらないの?と何度も奥様に聞かれた。違うんだよ。魚がほしいわけじゃないんだ。納得する釣りがしたいんだよ、と説明してもなかなかわかってくれない。
・・・どうやっても拭えない敗北感。魚のいるところを見つけられなかった勘の悪さ。釣りはしていたが、釣れない釣りをしていたのであって、キャストをしていただけだった。魚を捕まえるという一点において釣りとして成立していなかった。頭で考えることは繰り返したけれど、野生と行動力が相当鈍っていた。

自然の中での行動力、自分の中にとり戻さなければ。



そして8月27日に今度は一人で行ってきた。

22:05  |  スペイ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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